小山英樹のみらい教育LABO 記事アーカイブ
息子の中学受験記〜1 〜「塾選び」
こんにちは 小山です。
今日は土曜日FamilyDay、出口文太氏です。
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中学受験を決めた親が最初に考えるのがが「塾選び」かなと。僕の知る限り、特に上位校難関校を目指すのであれば、塾は必須です。そしてどの塾を選ぶかは、入試までの期間だけでなく、その先の学ぶ姿勢とも関係してくるという意味で、本当に大切だと思っています。
しかし、実際、中学受験に挑もうとする親にとって、とにかく塾を選ぶうえでの有益な情報は少ないように感じました。必要最低限の情報はパンフレットに載っていますが、どの塾も内容に大差はなく、目立って違うのは合格実績くらい。少なくとも僕が調べた大手4社においては、過程(学ぶ姿勢や学び方)よりも結果(合格実績)で勝負といった印象を受けました。昔から変わっていないなぁと感じました。
AL型の授業を前面に出している塾はなく、過程に違いが見出せないわけですから、親としては結果でしか比較できなくなる。中学受験の生徒募集は合格実績で決まると言われますが、それを作っているのは、保護者の価値観が変わらないからではなく、塾側の価値観が変わっていないからなのではと感じました。(卵が先か、鶏が先かですかね)
僕のような考え方の保護者であれば、個人塾で信頼できる先生に見てもらうのが良かったのかもしれません。しかし、そこはオフラインの情報に委ねられている部分が多く、今回僕はそうした情報を集めきれず、結局は、「押さえつけ詰め込み」ではない印象の強かった合格実績では地域4番手(選んだ中では最下位)の塾を選びました。
2週間通ってみて、今のところ楽しく通えているようなのでまずは一安心です。
塾選びという点においては、相当慎重に行いましたが、ベストではなくベターを選択したなぁというのが今回でした。なかなか難しかったです。