小山英樹のみらい教育LABO 記事アーカイブ
親子LABO
TVと子ども
こんにちは 小山です。
今日は日曜日FamilyDay、橋本直子氏です。
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事例1
先日午後7時からの安倍総理の緊急会見を職場で観ました。
お預かり中の小2男子・小3女子が、安倍総理が映し出されている画面を見て
小2男子「この人、嘘つきなんだよ。パーティ出てないって言ったけど出てたんだよ。」
小3女子「この人は子育てしていないから、色んな事がわからないのよ。」
事例2
芸能人の不倫報道がTVにあふれていた時期
小1女子
ねぇ、なお先生結婚している?
「しているよ」
相手は誰なの?
「有名人でもないしいいよ」
教えてくれなかったら明日クラスのみんなに、なお先生が結婚している事言いふらすよ。
事例3
小2女子、気に入らないことがあると「バカヤロー、なんでだよー」と言いながら蹴る(冗談っぽくやっているので許容範囲)。
その子のご家庭は暴力的な言動をするはずではないので「どこでそんな言い方覚えたの?」と聞くと《スカットジャパン》
TVの内容は勿論、TVを観ながら大人が呟いた言葉が子どもたちに大きく刻まれています。
歌人の俵万智さんが子育て中に気を付けている事の一つに「TVを消す時はNHKにしてから消す。次に子どもがTVをつけた時にTVから不用意な場面・言葉が子どもに伝わることが防げる。」がある、という記事を以前読んだことがあります。
Stay Homeで普段よりTVを観る時間が増えている今
① TVの前で大人が独り言のつもりで呟いた言葉が
大人が思っている以上に子どもたちの中に入っている
② TVをOFFにするときはNHKにしてからOFFにする
ちょっとした工夫で子どもたちとTVは良い関係になるのではないでしょうか?
この記事を書いていて、思い出した事があります。
サッカーの宮本恒靖さんがワールドカップで活躍してた時期
「わぁー宮本選手だわ〜」とTVを観ていたら
息子が
「おかあしゃん、おとうしゃんの車もろってきたよ。早くTVけしゃないと」って
TVのリモコンを持ってきました。
おかあしゃんが、おとうしゃんではない男性に心を寄せている現場を目にして、とっても心配していたのでしょう。