小山英樹のみらい教育LABO 記事アーカイブ

先生LABO小山 英樹

新刊情報①

新しい書籍『教室改革~教師には教育の未来を切り拓く力がある~』を10月末に刊行します!
つい先ほど、校正をバックし、5日後にはゲラになって出版社から戻ってくるという段階まできました。
本を作る作業は楽しいです。大変だけど、楽しい。
①企画の段階、②書きたいことを吐き出すという段階(初稿)、③校正を入れて整除していく段階(二校)、そして④最終チェック(念校)。この第3段階が一番楽しいかもしれません。
今日までの10日間③をやったわけですが、きつかった。特にこの3日ほどはきつく、昨夜はついに徹夜をしました。が、楽しかった!
沈思黙考する人、歩きながら考える人、しゃべりながら考える人・・・いろいろなタイプがあるかと思いますが、私は書きながら考えます。書かないと考えられない。「発想」は対話もしくは喫煙しながらがベストなのですが、「思考」は書かないとダメ。
私にとって、本を書く作業は、思考する作業。考えた結果を書いているのではなく、書きながら考えているのです。だから楽しいのかな。
それはさておき・・・
今度の書籍は、学校の教員に向けた1刷になります。前作の鈴木先生・峯下先生との共著「この1冊で分かる!アクティブラーニング」も教員向けだったのですが、今回はより特化して、先生だけを、特に若い先生だけをイメージしながら書きました。
書きながら、先生たちに対する敬意、感謝、愛おしさ、もどかしさ、期待、信頼・・・いろんなものが湧いてきました。
教育は国家百年の大計です。教育の質量が、国の未来を左右します。それを担う先生たちには、心身共に元気でいてほしいし、全力で仕事に取り組んでほしいし、飽くなき進化を続けてほしい。心からそう願います。
そのために、遠慮や躊躇を脇に置いて書きました。
「教師でもないあんたに何が分かる!?」「違うんだよ、教師っていうのはね・・・」というご批判は出てきそうです。それも含めて楽しむつもりで書いています。