小山英樹のみらい教育LABO 記事アーカイブ

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兄弟の契

こんにちは 小山です。
今日は日曜日FamilyDay、橋本直子氏です。
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【兄弟の契】
↑って昔のや◯ざ映画を思い出しますか?
学童での出来事。
小学校低学年のA君
昨春は言葉より行動が先で、急に掴みかかる・噛みつく・蹴るだったのですが、昨秋頃からは言葉で自分の気持ちを伝えられるようになり落ち着いていました。
先日、急にゴミ箱を蹴る・ドアを蹴る・手近な物を壊そうとする。
何があったの🤭
一緒に遊んでいたB君も呼んで話を聴く。
B「A君が、自分の順番じゃないのに割り込んできた」
A「だからって、ひどい事言っていいって事にはならない(涙)」
B「だって、やっちゃいけない事やったら、ダメだよって言うでしょ」
私「B君、何て言ったの?」
B「ルール違反だよ。そんな事ダメだよ。って言った」
A君首を横に振りつつ
A「そうじゃない!もっとひどい事言ったでしょ!」
B「えーー?何て言ったけ?」
私「A君、B君に何て言われたの?」
A君涙で何度も詰まりながら
「B君に、『そんな事するんだったら、もう兄弟じゃなくなるからね』って言われた。」やっとの事で言い終えると大号泣。
私「そっか。」
。。。。沈黙(A君が感情を味わう時間を確保)
私「悲しいの?悔しいの?残念なの?さみしいの?」
A君「カ・ナ・シ・イ」とやっとの思いで絞り出す。
。。。。もう一度沈黙(A君が更に感情を味わう時間を確保)
お互いに、悪かった事・行き過ぎだった事を認めて仲直り。
私「ところで君たちいつから兄弟だったの?」
B君「去年の春からだよ。僕が長男、Aが次男、Cが三男。」
A君ニコニコしながらB君と顔を見合わせて「ね〜♬」
時々「♬俺たち兄弟♬」と言いながら肩を組んでいたのは知っていましたが、ここまで強い契りとは知りませんでした。
子ども達との日々は、《事実》と《感情》を仕分けする日々でもあります。