小山英樹のみらい教育LABO 記事アーカイブ
小山 英樹教育コミュニケーション
ストレスコントロール
仕事が減った、収入が減った、感染予防に努めなきゃ、外出できない、スポーツも趣味も制限がかかる、テレビではコロナネタばかり、子どもが毎日家に居る、先が見えない・・・。いま、日本中が、いや世界中の人々が何らかのストレスを抱えています。
私など、「毎日帰宅する」・・・これだけでストレス。なんせ出張生活を15年も続けているわけですから、毎日家と職場を往復する単調な生活がしんどいのです。
ストレスは気付かないうちに蓄積し、感情が爆発してから気付く、病気になってから気付く、ということも少なくありません。が、幸いなことに私は自分のストレスの溜まり具合をおおよそ自覚できます。これも、永年コーチングを研究・実践してきたことの効果でしょう。
で、「あ、ストレスが貯まりつつあるな」と思った2月中旬から実践しているのは、
1.妻の話をしっかり聴くこと。
2.家で口にするのは感謝とねぎらいだけ。自分の判断・意見、仕事の話は一切口にしないこと。
3.妻と二人きりの時間を極力減らすこと。
コロナ禍は長期戦です。ですから、一見冷たいように感じられる2や3も、私の家庭にはとっても大切なことだと思って実践しています。
各家庭にいろんなストレスがあります。夫も妻も、子どももそれぞれにストレスを抱えています。それがうまくコントロールできないと、身も心も癒される場であるはずの家庭が、ストレス蓄積の場になってしまう。互いのストレス発散行動・言動が他者のストレス増加に繋がる・・・そんな状況は何としても避けたい。
その一助になればと思い、「いいとこさがしーと」を作成しました。
子どもが、家族の好きなところ、素敵なところ、いいところを探して書き出し、家族に渡す。
自分の好きなところ、素敵なところ、いいところを探して書き出し、家族に見せる。
相互承認を生み出し、ポジティブな対話や笑顔を生み出す不思議なシートです。
親御さんも一緒に取り組まれるといいでしょうね。