小山英樹のみらい教育LABO 記事アーカイブ

小山 英樹教育コミュニケーション

オンラインでAL①

日本青少年育成協会の「アクティブラーニング(AL)実践講座 セレクションコース」のテストセッションが、昨日17日(日)に開催されました。
当講座は、2015年にスタートし、バージョンアップを重ねながら今日に至りますが、当然のように集合研修を想定して制作しています。そもそもALとは基本的に、人が集まって向き合い、対話を重ねながら行う協働的な学び。それをどうやってオンラインで展開するの?
私は一受講者という立場で、ワクワクドキドキしながら参加しました。
講師は当サロンで水曜日の執筆を担当してくれている内藤睦夫トレーナー。
もちろん、Zoomの良さをフルに生かした双方向型の構造です。「講義」はわずかで、たくさんの「対話」が起こりました。
「チャット」機能を用いた作業指示、「ブレイクアウトルーム」機能を用いた小グループ活動がとっても効果的です。グループ活動のアウトプットは、Wordなどの文書作成ソフトやパワーポイントにまとめ、それを「画面共有」機能やFacebookで可視化・共有化するというチャレンジも。
通信上のトラブルがあったり、情報の入力やアップロードに手間取ったりというエラーはありましたが、深い学びを体感できる講座でした。
一受講者としての私の気付き。
①「集中できる」
 個人思考のプロセスも、集団思考のプロセスも、非常に集中できることに気付きました。他の人間が同一空間にいるよりも、画面の向こうにいてくれるほうが集中して思考しやすいんですね。
②「聞いてしまう」
 教室や研修室では、発言者は全員に向かって、あるいは特定の誰かに向かってしゃべります。でもZoomの場合は、誰のどんな発言も、こちらに顔を向けて行われます。表情もよく見える。ですから、しっかり聴いてしまうという現象が起こります。
続く。