小山英樹のみらい教育LABO 記事アーカイブ

教育コミュニケーション親子LABO

新型コロナが映し出した課題とは

こんにちは 小山です。
今日は土曜日FamilyDay、田中純子氏です。
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新型コロナ感染拡大で、
週単位というより、日々事態が変わっています。
京都市でも、4月8日㈬に人数制限の中、入学式が行われ、
担任の先生とクラスメイトとドキドキの対面。
来週から1ヶ月は、学年単位で週一回登校して、
自宅学習を進める。という予定でしたが、
2日後には、週一回の学年登校も中止され、
5月6日までの休校、自宅待機となりました。
久しぶりにお友達と顔を合わせ、
自粛ながらも新しい生活に、ワクワクしていたけれど、
またか…と、
親子共に、一気に気持ちが沈んでしまった。
という声を、お母様方から聞きました。
本当に、先の見えない我慢はかなりのストレスですね。
自粛生活の中、
この新型コロナが映し出した課題とは、
どんな事があるのか考えてみました。
1、 人間は、分からないものを恐れる生き物であり、
「分からない事を知る」という事。
2、 不安は、物事をネガティブに捉えがちになるけれど、
「ポジティブに捉える」という事。
3、 「自分の今までのライフスタイル」を見直す。
この3つと、どう向き合っていくか、
今求められている時だと思います。
1.「分からない事を知る」とは、
自分の正しさを確認するための情報ではなく、
未来を恐れ過ぎず、かといって楽観視し過ぎず、
純粋に情報を知る。というスタンス。
2、「ポジティブに捉える」とは、
何事も前向きに捉え、自ら行動するだけでなく、
ネガティブな不安にも流されず、
全てを受け取り、揺るぎない自分軸を持つという事。
3、「今までのライフスタイルを見直す」とは、
非日常な今こそ日常を諦観し、
自分の生き方、今やっている事はこれでいいのか。
何かのせい、誰かの責任問題を考えるのではなく、
自分はどうだったか、どうしたいのか、
どうするのかを考えるよう促されている様に思います。
これは、相手と向かい合う時の、
Refメソッドの土台でもある「あり方」の部分、
「愛情」「敬意」「信頼」「純粋」「感受」と一緒ですね。
人と人だけでなく、
対新型コロナウイルスにしても、
Refメソッドの、事実を事実として受け止め、可にも否にも片寄らず、真ん中を意識する「あり方」だけで、
行動が明確になり、不安は半分になるのではないでしょうか。
今回の事で、「自分の人生を見直すきっかけになった」と言える日が、
早く来ると良いですね。